【異世界漫画】地味な主人公が地味な技で、地味に活躍し無双するお話。 1~45【マンガ動画】って異世界マンガが話題らしいぞー地味な剣聖はそれでも最強です
1回見たら満足しちゃったなあ
この動画消されないよな?
おつおつ
KELLY TVのマンガは良作が多いな
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【異世界漫画】地味な剣聖はそれでも最強です。 1~45【マンガ動画】
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>>7 おつかれ。いつもありがと
日本の学生だった白黒山水は、神様のミスで死んでしまい、異世界へ転移する。
最強になりたいということで神様から仙人への紹介状をもらって、そこで五百年間の修行を受けた。
世間一般基準では十分最強になったあたりで、修行地の近くで赤ちゃんを拾って、そこからようやく彼の異世界冒険は動き出す。
修行も地味で技も地味、最強だけど地味、何の変哲もない木刀を手に剣聖の戦いが幕を開ける。
「いやあ、すまんすまん。実は君を間違えて殺してしまってな」
まさか、人生で実際にこんなことになるとは、流石に俺も驚きを隠せない。
普通の高校生だった俺が、スマホを片手に歩いていたら、そのまま目の前が真っ暗になって、気が付いたらふわふわとした雲の上に立っていて、その上目の前に白髪で白鬚の爺さんがいらっしゃったんだから。
「ええっと……その」
「うむ、白黒、山水君じゃな」
「そうですけど」
「君の名前が古風すぎて、間違えて寿命のロウソクを吹き消してしまったんじゃよ」
寿命のロウソク?! そんな日本昔話みたいなもんが実在したのか?!
ある意味、これから行われるであろう神様転生よりもびっくりである。
まさか、人間の寿命がロウソクによってきめられていたとは……というか神様が吹き消すとは。
「っていうか、確かに俺の名前古風ですけど、だからって殺すことないじゃないですか」
「だから悪いと思っておるのじゃ、君の人生を滅茶苦茶にしてしまってのう」
「なんか……軽いっすね」
「別に君の人生だけが滅茶苦茶になっただけじゃし。君を助けるのも、儂の善意じゃしな」
なんという上から目線! 完全に自分の過失なのに、悪いと思ってるだけなんて!
罪の意識とか恥の意識とか、無いのかこの爺様は!
「とはいえ……君をあの世界のあの時代に戻すことはできん。今の君は、既に検死も葬式も火葬も済んでおるし、君の家族も全員天寿を全うして居る」
「思った以上に時間の経過が激しい?!」
「ミスに気付いたのが結構後でな。やべって言ってしまったわ。いやあ、何億年ぶりかのう……」
「そんな……そんなに時間が」
「浦島太郎になった気分か? SFとかでよく見るアレ」
「いや、神様。アンタが聴くことじゃねえだろ。少しはこっちに気を使え!」
「まあそういうでない。こっちも申し訳ないとは思っておる。そこでだ、儂のサポートを加えた上で、新しい世界に送ってやろうではないか」
なんか、お約束すぎる展開になってきた。しかし、さっぱり現実感がわかない。
俺は神様のミスでとっくの昔に死んでいて、俺の家族も死んでいる。
つまり、俺は主観的には未来へタイムスリップしたようなものだ。
この状況で異世界転生とか異世界転移させられても……。
「とはいえ、赤ん坊からやり直すとかは無しじゃ。向こうの御両親の意思を無視しておるしな」
「微妙に人道的なことを……」
「しかし想像してみい、せっかくお腹を痛めて産んだ子が、実は中身は思春期の小僧っ子で、そんなのに乳をやっていた両親の気持ちを」
「お腹を痛めて産んだ子を殺しておいて、それはねえだろう」
「誰でもお腹を痛めて産んだ子じゃしなあ」
なんだろうか、この釈然としない会話は。
とにかくどうやら、俺は赤ん坊からやり直すということは無いらしい。
「とはいえ、異世界で生きるにしても、このまま放り出してはそのまま死ぬしのう」
「あ、やっぱりなんか力をくれたりするのか?!」
「然り然り。なにかこう、希望とかは?」
「じゃあ、最強になって俺ツエーしたい!」
「自分で言ってて恥ずかしくないのか?」
「うるせえ!」
ひどく常識的なことを言われる。確かに俺だってそう思う。
しかし考えても見て欲しい、態々異世界に転移するのに、あえてリスクの高い人生を選ぶ必要があるだろうか。
正直に言って、自分が選べるのなら条件はそれでいいに決まっている。
なんで死ぬかもしれないことに身を投じなければならないのか。
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